VANTIQのイベントドリブン・アーキテクチャについてのご意見は?
イベントドリブン・アーキテクチャは、フロントエンドとバックエンドの統合を伴うソフトウエアを構築する場合、卓越したアプローチになると考えています。 更にVANTIQは、分散環境にまたがって配備可能なマルチリアクタパターンを使用して実装されています。 これによりVANTIQはスケーラビリティ、反応性、パフォーマンスなど、仕様通りにエンタープライズ向けの機能を満たすことができると確信しました。
VANTIQの開発効率性とそれに伴う価格性能比についての評価は?
VANTIQのプログラミングモデルは、仕様と実装の「インピーダンスの差」が最小限であり、グラフィカルツールだけでなく、それが提供する統合プログラミング言語機能においても非常に高度なものです。プログラミングのコンセプトは全てイベント・ドリブンのアプローチに基づいており、それは要件・仕様からソースコードまで一貫しています。VANTIQ以外の我々が知るイベント指向型プログラミングアプローチはすべて非常に複雑で、ほとんどの開発者にとって理解するのが困難です(プアーな“Rx” / Reactive Streamsベースのライブラリソリューションのように)。 それに加えてVANTIQは、スケーラブルな分散型のソリューションの複雑さの大部分を、プログラマーに感じさせません。Rxスタイルのライブラリを使ったリアクティブプログラミングは経験のあるプログラマーなら可能かもしれませんが、リアクティブ”システム”の構築は桁違いに複雑です。VANTIQを使えば簡単に実行できます。
VANTIQを使用することで、開発者の対処が必要な障害が最小限に抑えられるため、生産性が非常に高くなりました。 ブラウザー・クラウドベースの開発およびランタイム環境では、プログラミング、テスト、デプロイのサイクルが最短で可能になり、真のアジャイルな開発環境です。実現できる理由は、実装がVANTIQによって動的に管理しているリソースに基づいているからです。例えば、プログラミングコードは即座にコンパイルされ、ランタイム環境にホットロードされます。
VANTIQのもう一つの大きな強みは、設定作業がほとんど必要ないことです。 オープンソースによる複数のテクノロジを統合しなければならない高コストな他のアプローチと比較して、VANTIQではツールチェーンエンジニアリングがほとんど必要ありません。 これを「Low DevOps」アプローチと呼びます。
VANTIQのバックエンドロジック用のグラフィカルアプリケーション構築ツールは、非常に高度な抽象化タスクを提供します。 VANTIQプラットフォーム内のコラボレーションは、我々が知る上で唯一の純粋なイベントドリブン型ビジネス自動化ソリューションです。 このアプローチは、イベントドリブン型アプローチを自然に拡張したものであり、イベントドリブン型環境でのプロセスモデリングに対する柔軟で自然なアプローチを可能にします。
これら全ての機能が結集し、生産性の高いソフトウェア開発環境が生まれます。 parcs IT-Consultingの場合、Webとモバイルのフロントエンドを備えたリアルタイム商品管理システムのプロトタイプを、完全に機能する形で、非常に小さなチームで4週間弱の開発期間で構築できました。
VANTIQを使ってみて、プラットフォームの品質と安定性はどうですか?
VANTIQを使用してプロトタイプを作成した時は、プラットフォームの品質と応答性が非常に高いと感じました。 また、VANTIQのクラウドベースの開発ツールを使用している間、ランタイム問題が全くありませんでした。 我々のリクエストに対してサポートチームと開発チームのレスポンスが迅速で、カスタマーサポートは素晴らしいです。